スタッフ旅行記TRAVEL NOTES
【台中研修】高松空港から直行便で台中へ!
【台中】 台湾第2の都市”台中” を巡る視察ツアー
台中へ研修に行ってきました!今回の研修は、
スターラックス航空様・台中市観光旅遊局様・彰化県政府観光処様・苗栗県政府観光処様・南投県政府観光処様の共催で
実施いただいた研修ツアーです。
私も台中は初めてだったので、まだ知らない台湾を体験できる機会にわくわくして出発しました。
ではでは早速ご覧ください!
*****旅程*****
1日目
スターラックス航空 JX301 高松発(13:20)-台中着(15:15)
到着後バスにて南投市へ
2日目
午前中:世界Earth Dayイベント視察
午後 :日月潭と周辺観光
夜 :レセプション
3日目
午前中:台中へ移動 后豊鉄馬道体験
午後 :観光施設や景勝地視察
夜 :夜市散策
4日目 スターラックス航空JX300 台中発(8:40)-高松着(12:20)
*** 1日目 ***
高松空港国際線チェックインフロアの様子です。高松発スターラックス航空便のチェックインは、出発時間の
2時間半前から受付しています。



機体は、白にゴールドのラインがあしらわれた高級感のあるデザイン☆内装も落ち着いた色合いの上品な雰囲気です。
フライト時間は短いですが、往復とも機内食が出ます。
往路の機内食のメイン料理は香辛料の香り豊かな甘辛い味付けで、ご飯にとっても合う味です。
到着前から台湾のおいしい食事を食べられてテンションが上がります!
デザートは台湾名物のレモンケーキで、しっとりして美味しかったです。
到着後は台中空港から約1時間40分ほどかけて南投市の”埔里(プーリー)”に移動です。
1日目の宿泊ホテルは『Cheng Wan Grand Hotel』です。落ち着いた雰囲気のホテルで、ロビーなど共有スペースには所々中華風な
デザインがあります。
埔里は蛍観賞で有名で、私達もホテルでの夕食の後鑑賞に出かけました。携帯のカメラでは写せないので、残念ながらお見せできる写真が
ないのですが、数えきれないほどの蛍が光って幻想的な風景でした。なかなか日本でも見られる場所が少ないので良い経験になりました。





*** 2日目 ***
2日目の午前中は、南投市にある”福興温泉地区親子公園”で開催された【世界Earth DAY】のイベントを視察しました。
屋台が出ていたり、特設ステージでは子供向けのショーイベントが行われていたりとても賑わっていました。
福興温泉地区は、名前のとおり温泉をテーマにして開発が進められているエリアです。親子公園ではクライミングネットやジップライン
などでアクティブに遊べたり、疲れたら公園内の足湯でゆっくりできたりと楽しみ方色々です。エリア全体はかなり広いので公園近くのビジターセンターでレンタサイクルを借りて散策することもできます。
今後はエリア内にホテルも建設予定とのことで、ますます発展していきそうです。
南投市の県知事の方と一緒にエリア内の植樹にも参加させていただきました。





福興温泉地区を後にして、【日月潭】観光へ向かいます。
日月潭自体が有名かつ人気の景勝地ですが、周辺には他にも、西遊記で有名な玄奘 三蔵法師の遺骨が祀られている”玄奘寺”や、蒋介石が母親を偲んで建てられた”慈恩塔”など見どころが沢山あります。
また、日月潭の周辺には、かつて湖畔に住んでいた原住民のサオ族の集落があり、”九族文化村”というサオ族の文化をテーマとしたテーマパークもあります。
日月潭の遊覧船乗り場までのエリアには”伊達邵商店街”という街があり、飲食店やお土産屋さんが並んでいます。私達もこちらにある
レストランで昼食をとってから遊覧船に乗りました。





海外からの観光客だけでなく台湾の方にも人気の観光地なので、土曜日ということもあり遊覧船乗り場も混雑していました。

日月潭という名前は、湖の右側が丸い太陽(日)のような形で、左側が月の形をしていることに由来があります。


今回の乗船ルートは左記のとおりです。
黒い〇印の場所に【ラルー島】という島があるのですが、こちらは先ほどもご紹介したサオ族の方が神聖な場所として今も大切にされている島です。そのラルー島もぐるっと見て、出発したのとは対岸の桟橋へ到着です。
そこから再度バスに乗り、近くにある【向山ビジターセンター】へ向かいます。向山ビジターセンターには、日月潭の景色を
眺めながら台湾コーヒーやスイーツを食べられるカフェがあります。

建物全体は木の模様が型押しされたコンクリートで出来ていて、スタイリッシュモダンな雰囲気ですが、自然の中にあっても不思議と
違和感なく周りの風景に溶け込んでいます。
写真奥の方へ進んでいくと、、、

目の前に日月潭の景色が広がります。この日はあいにくの曇り空でしたが、お天気のいい日には手前の水盤に空の景色が映り、日月潭と
繋がったように見えてよりきれいです。
日月潭を囲むようにサイクリング用道路が作られていて、電動アシスト自転車で移動しながら観光している人の様子もビジターセンター
から見えました。他にも、アクティブな観光がお好きな方には日月潭湖畔でできるSUPもおすすめです。



施設内のカフェでは台湾コーヒー以外にスイーツも販売していて、最近台湾で人気の抹茶アイスもあります。
蒸し暑い日だったのでさっぱりした抹茶味がより一層おいしく感じられました。
台中への帰り道で、【喝喝茶HOHOCHA】にも立ち寄りました。
ウーロン茶やジャスミンティーのイメージが強かったのですが、台湾は紅茶も有名とのこと。




店内では紅茶や紅茶を使ったスイーツだけでなく、茶器も販売されています。割れるといけないので今回は購入しませんでしたが、陶器やガラス製など用途に合わせてたくさんの種類があり、見ているだけでも楽しかったです。
今日はこのあと、開いていただいた歓迎レセプションに参加させていただき、その後宿泊ホテルへ向かいます。

2泊目・3泊目は、台中市内の『Moxy Taichung』です。
台中駅から車で15分ほどの場所にある、おしゃれなデザイナーズホテルです。




ホテル18階にはルーフトップバーもあり、心地よい風を感じながらまったりお酒を楽しむことができます。






お部屋の内装は白と黒でシックな雰囲気です。必要なものは基本的に壁にかけて魅せる収納のスタイル。隠れていないのにスッキリして
見えるのがすごいです。
2日目も色々体験させていただいて、心地よい疲れとともに眠りにつきます。
*** 3日目 ***
3日目最初の観光は【石岡ダム】からスタートして【后豊鉄馬道】をE-BIKEでの移動です。

石岡ダムは台中市内の水をすべてまかなっていて、台中市民の方にはなくてはならないダムとのことです。
早明浦ダムから水を頂いている香川県民としてはダムの大切さを身に染みて感じます。

后豊鉄馬道は、昔台湾鉄道の線路だった場所をサイクリング用の道路に整備した道です。全長4.6KMの距離を電動アシスト自転車の
E-BIKEで移動します。
E-BIKEはアシスト機能を使うとほぼバイクのような感覚で、電源を入れてハンドルを回すとエンジンがかかり、ペダルを漕がずに
ずっと走れます。かなりパワーがあり、坂道もなんなく登れました。
途中にあるE-BIKEレンタルの営業所に併設されたカフェで休憩をしたり、渓谷を渡る鉄橋から写真を撮ったり、皆さん思い思いに
過ごされていました。



この日はお天気は曇りでしたが、かなり蒸し暑かったので途中のトンネル内のひんやりした空気が心地よかったです。

后豊鉄馬道の終点にある【后里馬場】に到着です。后里馬場は、かつては馬種の改良や軍馬と民用馬の繁殖・国家伝統の騎兵の保護等を
目的としていた、台湾最古かつ最大の公営馬場です。建物の中には、日本統治時代の建築も残っています。今は観光施設になっていて、
馬に餌やりをしたり厩舎の見学や乗馬体験ができます。


視線を感じた方を見てみると、厩舎から顔をのぞかせた子が、、、

近くで見ると大きな目と真っ白な毛でかわいいです!
餌やりもできるのですが、ニンジンを持っている人への馬たちの視線が熱いです(笑)
昼食の後、【オクマセンター】へ向かいました。オクマセンターは海洋教育をテーマにした施設で、海洋汚染について展示があったり、DIYルームでは釣り竿を作ったり等の体験ができます。
本格的な釣り具の販売や釣りの疑似体験ブースなどもありますが、特に賑わっていたのは子供向けの釣り体験コーナーでした。





この後は【大呷麺本家】へ移動です。大呷麺本家では製麵技術の紹介と体験ツアー、商品の販売を行っています。




体験コーナーでは、出来上がった麵を伝統的な方法で包む体験ができます。この方法は元々日本から伝わった技術とのことで、案内してくださった社長さんは、日本から伝わった技術を日本の私たちに体験してもらえることがとても感慨深いとおっしゃっていました。


大呷麺本家を後にして【高美湿地】へ移動です。
高美湿地は台湾のウユニ塩湖と言われている場所で、特に夕景がきれいなことで有名です。

湿地にウッドデッキの遊歩道が作られていて、海の方まで歩いて行けます。
歩いている間にも日が傾いて、刻々と景色が変わっていきます。


綺麗な夕景のあとは、台中中心街へ戻って【宮原眼科】と【一中街夜市】です。
宮原眼科は、日本統治時代に実際に眼科医院だった建物を改装したスイーツショップです。内装がとてもおしゃれで、
お店に足を踏み入れた瞬間ため息が出ます。
味はもちろん美味しいのですが、商品のパッケージデザインも凝っていて気に入ったパッケージというだけで買ってしまいたくなります。








お買い物を楽しんだ後は、おなかを満たしに夜市へ向かいます。
タピオカがカップの半分も入っているタピオカミルクティーや、顔より大きい大鶏排(ダージーパイ/台湾のから揚げ)を食べ歩きしながら散策します。遅い時間になればなるほど人が増えるとのことで、確かに夜市に到着したころより混雑していました。
台中の夜はまだまだこれからですが、翌朝のフライトに備えて私たちは22時頃にはホテルへ帰ります。


*** 4日目 最終日 ***
帰国便は早朝発のため、まだ薄暗いうちにホテル出発です。


チェックイン手続きのあと早めに出国手続きへ。
出国後エリアで帰国前の最後のお買い物を済ませたら、カフェでゆっくり出発を待てます。

スターラックス航空ビジネスクラス利用の方向けのラウンジ、『GALACTIC Lounge』もあります。

台中をいろいろと楽しみながら巡って、あっという間の大満足な4日間でした。
高松空港から直行短時間フライト・おいしい食事・きれいな風景、、、これはもう台中に行くしかありません!
7月11日には高松空港と台中空港が連携覚書を締結されたので、ますます交流が深まりそうですね。
覚書締結を記念して、7月11日~8月11日の期間、高松空港旅客ターミナルビル内で「とっておきの台湾を知ろう!エリアで巡る台湾写真展」も開催されていますのでぜひ足をお運びください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のスタッフ旅行記は、大人気のあのビーチリゾートです。お楽しみに☆