スタッフ旅行記TRAVEL NOTES
【チャーター】大自然に癒された奄美大島
奄美大島は、鹿児島本土と沖縄本島のほぼ中間に位置した亜熱帯性気候の島。
海・山・川・空から多様性に富んだ自然と出会うことができます。
この地域にしか生息していない動植物も多く、動物の固有種の数は日本一、東洋の「ガラパゴス」と称されています。
そして、その自然と人が寄り添いあいながら独特の生態系や生物多様性を持ち合わせ、独自の文化を築いています。
遅ればせながらの投稿になりますが、その奄美大島の絶景・島の歴史や伝統に触れるツアーに参加してきましたので、報告させていただきます。
*旅程*
<1日目>
1月16日㈭ 高松空港 10:40集合
高松空港(11:30)⇒⇒⇒奄美空港(13:15)
●到着後、奄美を代表する景勝地【あやまる岬観光公園】
●奄美の自然・歴史・文化を映像や展示などで楽しく学べる施設【奄美の郷 奄美パーク】見学、【田中一村記念美術館】鑑賞
その後ホテルへチェックイン
★宿泊先 山羊島ホテル・ホテルカレッタ奄美
<2日目>
1/17㈮ 8:30ホテル出発
●ウミガメのえさやり体験や奄美ならではの熱帯魚などが観られる【大浜海浜公園 奄美海洋展示館】へ。
●黒潮の森マングローブパークにて「まぐろ丼」の昼食とカヌー体験。
●古仁屋港からの海中散歩【水中観光船せと】乗船
その後、ホテルへ。
<3日目>
1/18㈯ 8:30ホテル出発
●奄美十景の一つ、龍郷湾が見渡せる【奄美自然観察の森 】で【ドラゴン砦】
●奄美の文化財を展示している【りゅうがく館 島ミュージアム】見学
●【浜千鳥館】にて黒糖焼酎工場見学&お買い物
●製造現場や泥染めなど見学体験できる【大島紬村】
●【ひさ倉】にて奄美名物(鶏飯)の昼食
●【原ハブ屋】にてハブショー見学
奄美空港(15:40)⇒⇒高松空港(17:10)
※復路は予定の時間から、少し出発が遅れました
1日目 曇り一時雨
先日の五島列島ツアーと同じ航空会社を利用しました。
【FDA(フジドリームエアラインズ)】。
機体はイエロー。島根県の観光キャラクター「しまねっこ」がデザインされた「しまねっこ号」です。
機内では、焼き菓子と飲み物サービス、子供にはFDAオリジナルの折り紙セットのプレゼント。
そしてCAさんが、チェキで希望する人に写真撮影してくださいます。
通常、乗継が必要ですが、今回はチャーター便。目的地までの飛行時間が大幅に短縮されます。奄美大島までは1時間45分で到着しました。
空港到着後、宿泊ホテルやフリープランなどで分かれてバスに乗車し観光スタートです!
今回お世話になるバスは【しまバス】のドライバーさんとガイドさんです。しまバスさんから、今回の旅行のマップをいただきました。奄美大島の方言・島言葉(方言)も載っています。








まず、最初に向かったのは【あやまる岬観光公園】。
空港から10分弱で到着です。
あやまる岬は、奄美大島の最北端に位置する太平洋に突き出した岬で奄美十景の一つ。
こんもりと丸井地形が、綾に織りなす「まり」に似ていることからその名がついたそうです。
曇り空で風が強く思っていたより寒かったのですが、岬から見える広大な太平洋の青い海の眺めは最高でした。
敷地内には、カフェやお土産屋さん、レジャースポットもありとても広い公園です。



次に訪れたのは、あやまる岬から約10分【奄美の郷 奄美パーク】です。
こちらは、「海の道」「シマの道」「森の道」「遊びの庭」の4つのゾーンごとに分かれています。無料・優良施設がありますが、奄美の自然や多様な文化、歴史を映像や展示で紹介しています。(※シマとは集落のことです)
島の一般家屋の様子が再現されています。
遊びの庭横には八月踊りを体験できるコーナーがありました。娘が夢中になって踊っていました♪





また、奄美パークには【田中一村記念美術館】も併設されています。
一村は50歳で単身奄美に移住し、奄美の自然の美しさに魅了されそれらの動植物を多く描き、日本画の新境地を開いたとのこと。
幼少から晩年までの作品約80点が常設展示されています。
気づくと、外は雨が降り始めていました。
ですが、こちらの施設は屋内なので天候に左右されず見学できました。
一旦、外に出て少し歩くと巨大な展望台があります。最上階までエレベーターで上がります。
奄美の景色は広く、水平線が見えて空がとても広く感じました。

ホテル到着前に、奄美大島にしかないチェーン店のコンビニに立ち寄ってくださいました。【島人(しまんちゅ)mart】。
そこで夜食用の軽食等を各自購入。奄美ならではの食品も置いてありました。

本日の観光はひとまず終了。
奄美パークからホテルまで約15分でホテルへ。
私たちが宿泊するのは【ホテルカレッタ奄美】
海や山に囲まれた静かな場所にあるリゾートホテルです。
フロントやロビーは可愛らしく、女子が好きそうな内装になっています(^^♪)ブランコチェアーもありました。
奄美のサンゴやシーグラスで作ったフォトフレーム、Tシャツ、フルーツジュース等、リゾートならでは商品が売っています。
夏のアクティビティ用のレンタル用品も充実しています。







ひとまず、部屋に向かいます。
ドアも淡いブルーでかわいらしい。ドアの部屋番号や部屋の鏡も貝殻が使われています!
娘は、プリンセスになったつもりなのか、ご機嫌です(笑)





夕食まで少し時間があったので、ホテルから30秒ほどにあるビーチを散策。透き通った海がとてもきれいです。



夕食は、ホテルカレッタ奄美のレストランにて、島の食材・郷土料理などを取り込んだ和食コース。
お腹が空きすぎて、写真を撮り損ねました。
近海で取れた新鮮なお刺身、もずく酢やもずくの天ぷら、島魚の焼き物など一品ごとは少量ですが、種類豊富でお腹いっぱいいただきました。


2日目 雨一時曇り ホテル8:30出発
7:00 ホテル朝食会場へ。
焼きたてクロワッサンやデニッシュなどいろいろなパンが日替わりで提供されていました。ビュッフェ形式で、おかず類も和洋折衷で大人も子供も食べやすいメニューになっています。




しっかりと腹ごしらえを整えたら、観光地へ出発!
朝から雨のため少し寒く感じます。
2日目の観光は【大浜海浜公園 奄美海洋展示館】から。
ホテルから約1時間弱。
こちらの施設は「海と人の共生」をテーマにしているそうです。
大水槽は水深5m。「イノー」と呼ばれる枝サンゴが見られる浅瀬や、沖の白波の立つ「シーバナ」からは急に深くなる様子を再現しています。
ウミガメを始め奄美大島周辺に生息する様々な生物を展示しています。
海洋展示館は、ウミガメの保護施設でもあり、ここで暮らすウミガメは保護されたウミガメだそうです。
現在8匹泳いでいます。
2階の浜辺を模した場所へ移動すると、ウミガメが近くまで寄ってきます。ここで「餌やり体験」です。
餌はキャベツ!ウミガメは自然界では海藻を食べますが、その代用として葉野菜を与えているようです。
直接口に持っていくと噛まれるので、ウミガメの前にそっと落とすとパクッと食べてくれます。
他には、アオウミガメの赤ちゃんや奄美で搾取された267種の貝殻を展示しています。
また、断面や成長過程など、貴重な標本を見ることもできます。
約40分の滞在でしたが、ウミガメとの触れ合いを大人も子供も楽しみました。










また、大島紬が使われているガチャガチャがありました。
少しお高いですが、ウミガメの甲羅部分が大島紬のキーホルダーゲット!

次は、今回のツアーで一番楽しみにしていた【黒潮の森 マングローブパーク】です!!
「マングローブ」とは、その名前の植物があるわけではなく、淡水と海水が混じりあう汽水域に生息する植物の総称のことをいいます。
マングローブ林は、いろんな種類の植物から構成されていますが、住用町のマングローブは、主にメヒルギ・オヒルギの2種だそうです。また、奄美のマングローブの規模は沖縄の西表島に次2番目で、国定公園特別保護区に指定されています。

パークに着いたら、ひとまず昼食。
娘の大好物の「キハダマグロ丼」です。こちらでも、もずくの天ぷらがついていました。

昼食後、待ちに待ったカヌー体験。
マングローブ館からカヌー発着所までは5分ほど歩きます。
ちょうどその頃、雨が強くなってきたのですが、
レインコート・レインパンツ・サンダルは無料で貸し出してくれるので助かりました。
発着所には、無料ロッカー・トイレ・シャワーもございます。
最初にカヌーの漕ぎ方を教えていただき、ちょっとドキドキしながら、いざ出発!


二人乗り・一人乗りがあり、私たちは二人乗りを選びました。
思いのほか、なかなかタイミングが合わず2回座礁してしまいましたが、親子で声掛けしながら協力して頑張りました。
一人乗りの方が自分のペースで焦げて、やりやすかもしれません(^-^;
潮の干満によって、カヌーから観察できるものも違ってきます。
満潮時は、マングローブのトンネルができるため、その中をくぐりながら漕いでいけます。逆に干潮時は、潮が引き、いろんな形のマングローブの根っこやカニ等の生き物を見ることができるようです。
今回は、干潮時の時間帯のため、トンネルくぐりができなかったのが心残りです。そして、漕ぐことに必死だったので、カニ等を探しながら・・・までは余裕がありませんでした(笑)
再度、リベンジしたいです!


また、マングローブパーク敷地内の【奄美大島世界遺産センター】を見学しました。
こちらの施設は、2021年7月の奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産登録を受けた後、2022年7月に会館した奄美大島フィールド探索型ミュージアムです。
入館すると、生き物の鳴き声や雨音などが聞こえてきます。
所々に国指定天然記念物のルリカケス、トゲネズミやオオトラツグミ、天然記念物のアマミノクロウサギの親子がいたり、まるで本当の森の中に入っているかのような感覚になりました。



次の観光は、【水中観光船(せと)】。古仁屋港からの海中散歩。
ここ瀬戸内町は港町です。「せとうち海の駅」として、観光案内書やフェリー乗り場などが併設されています。
マグロも有名で、施設の前に巨大なマグロのモニュメント発見!



かわいらしいクジラの形をした半潜水式水中観光船。
乗船時間は35分。出航してから海中ポイントまでの往復はデッキから大島海峡の景色を眺めながら進みます。
海中ポイントに到着すると船内アナウンスが流れ、水中展望室出入口のドアから階段を降り展望室へ。展望室からは、澄んだ海の中を泳ぐ熱帯魚やいろんな形のサンゴ礁がはっきり見えました。





ホテルに戻り。自由時間。
こちらのホテルには、レンタサイクルのサービスもあり、時間に余裕があればゆっくり自転車で散策できます。
2日目の夕食は、同じホテル内でのレストランで、夕食コースをいただきました。





3日目 晴れ ホテル8:30出発
最終日の天気は、爽やかな清々しい晴天です。
ビーチからの朝日を写真に収めました。

3日目の朝食を済ませ、荷物をまとめてチェックアウトし出発です。
【奄美自然観察の森(ドラゴン砦)】ホテルから30分弱
この展望台から見える景色は、奄美十景の一つにも選ばれています。駐車場からは深い森林を10分ほど坂道を歩きます。
展望台からは360℃のパノラマビュー。この日は天候にも恵まれたおかげで龍郷湾のエメラルド色がさらに輝いたように見え、坂道を歩いてた疲れも吹っ飛びました!水平線もはっきり見えて、眺める景色は素晴らしいです。







【りゅうがく館(島ミュージアム)】ドラゴン砦から約20分
西郷隆盛が奄美大島で謫居を命じられ、竜郷の阿丹崎に上陸した際にゆかりのある場所です。
入ると、西郷隆盛と愛加那の木彫彫刻がお出迎え。
薩摩から奄美に上陸した際、船を係留した木「西郷松」を活用して作られたそうです。
2階に上がると、西郷隆盛が赤尾木白浦の漁師に送った薩摩焼や、息子菊次郎に宛てた手紙、愛加那が身に着けていた銀のかんざしなどが展示されていました。









隣接している公園には遊具があり、国の有形文化財の高倉が3棟建っています。高倉は、元々主に穀物のほか衣類や豚肉などの貯蔵庫でした。雨が多く湿気を防ぐ、この地には最適な構造。その高倉が今は休憩場として地域の憩いの場になっているようです。


【浜千鳥館】りゅうがく館から約2分
こちらで黒糖焼酎工場見学とお買い物です。
駐車場入り口には巨大な焼酎ビンが3本、聳え立っています。
天海さん100%のサトウキビや「じょうご川」からの天然の地下水から作られる黒糖焼酎。製造から瓶詰までの作業工程を丁寧な説明付きで案内してくださいました。
工場見学後は、試飲タイム♪いろんな味を楽しみました。
売店も菓子類・フルーツジュース・大島紬グッズ・調味料など豊富に並んで、何を買おうか迷います(笑)







【大島紬村】
この伝統工芸品は、ここ奄美大島は本場です。
大島紬は、やく1300年ほどの歴史があり日本を代表する絹織物。
1万5千坪の亜熱帯植物や天然記念物のルリカケスなど多くの動植物が生息している庭園内を専門のガイドさんの説明を聞きながら散策し、大島紬の製造現場や泥染めなどを見学しました。
その工程は、大きく分けると30以上の行程があり、いろいろな職人の手によって、半年から1年という長い時間をかけて、一反の織物が完成するそうです。









高倉は奄美島内至る所に点在します。
大島紬村の庭園内の高倉は、なんと梯子を使って中を見ることができました!
何がおいてあるかな~興味津々で登ってみると・・・
なんと、かわいい「招き猫」が奥にちょこっと座っていました(笑)



【鶏飯(ひさ倉)】大島紬村から約3分
最後の昼食は、天海名物【鶏飯】です。
「鶏飯」は、鶏肉・錦糸卵・椎茸・パパイヤの漬物・タンカン(柑橘類)の皮などの具をご飯にのせて、地鶏スープをたっぷりかけてお茶漬け風にして、いただきます。
「おいしい召し上がり方」を説明書きが各テーブルに置いてありました。
ご飯・スープはおかわり自由。スープは透き通っていて素朴な優しい味。薄味なのでその分、具材の味もしっかり味わえて美味しく食べ応えがあります。




そして最後の観光は【原ハブ屋】でハブショー。ひさ倉から約10分
蛇は苦手で不安もありましたが、白衣を着たご主人のトークが愉快で面白く怖さが半減しました(^-^;
ハブの生態や捕獲方法などの説明もあり、最後にショーがあります。ハブに対してはあまり知識がなかったのですが、ハブのことをいろいろ知ることができ、あっという間の30分でした。
施設内には、蛇関連のお土産もたくさんありました。




すべての行程を終え、空港へ向かいます。空港までは10分。
帰りの飛行機は、鮮やかなかわいらしいピンクの機体。ちびまる子ちゃんがワンポイントでデザインされています。

今回の旅行は、楽しむのはもちろん、自然のみならず島の文化や歴史についても多くのことを学ぶことができました。
ゆったりとした時間に心が癒され、あたたかい気持ちになりました。そして、この貴重な自然を守っていくことの大切さも親子共々改めて考えさせられるいい機会になりました。
次は、久米島・石垣島をお届けします。
お楽しみに~♬