スタッフ旅行記TRAVEL NOTES
【チャーター】球美の島 久米島と八重山諸島
【チャーター】球美の島 久米島と八重山諸島
2025年1月チャーターの締めくくりは、久米島と石垣島・八重山諸島コースです。
琉球諸島で最も美しい島という意味の『球美(くみ)の島』と呼ばれる久米島。
車で1時間ほどで1周できてしまうかわいいサイズの島内には、島の歴史と魅力がぎゅっと詰まっています。
直行チャーター便で時間を有効に使って、初日から大満喫♪見どころ満載の久米島と、石垣・八重山諸島を思いきり楽しんだ3日間の様子をお伝えしていきます。
***旅程***
≪1日目≫
1月27日(月) 高松空港 8:20集合
FDAチャーター便 高松空港(9:00)⇒⇒⇒久米島空港(11:25)
◎到着後【久米島そば定食】の昼食
◎六角形状で亀の甲羅そっくりの岩石群【畳岩(亀甲岩)】を見に奥武島の海岸へ
◎【久米島紬の里ユイマール館】久米島紬の歴史や作業工程の展示を見学
◎【真謝集落】散策
ホテルへチェックイン
★宿泊ホテル”サイプレスリゾート久米島”
夕食はホテル内レストランにて【琉彩膳】
≪ 2日目 ≫
1月28日(火)ホテル出発(9:00)
◎三方を海に囲まれた断崖絶壁の城跡【具志川城跡】
◎20ⅿの巨大な岩礁【ミーフガー】
◎粟国島・渡名喜島・慶良間諸島を一望する景勝地【比屋定バンタ】
FDAチャーター便 久米島空港(12:05)⇒⇒新石垣島空港(13:10)
昼食は【久米名物弁当】を機内で⇒使用機到着遅れにより出発が遅れたので、出発ロビーにて
◎ミシュラン三ツ星を獲得した景勝地【川平湾】にてグラスボート乗船
◎【ユーグレナモール】散策
ホテルへチェックイン
宿泊ホテル”アートホテル石垣島”または”ANAインターコンチネンタル石垣島リゾート”
夕食は、琉球料理と舞踊ショーを楽しめる【あじ彩】にて
≪ 3日目 ≫
1月29日(水)ホテル出発(8:00)
◎石垣港~【西表島・由布島・2島めぐり】~石垣港
昼食は由布島島内のレストランにて【沖縄風幕の内】
FDAチャーター便 新石垣島空港(16:55)⇒⇒高松空港(19:05)

***1日目***
利用する航空会社は、【 FDA(フジドリームエアラインズ) 】
FDAの機体は、赤・ピンク・ブルーなど、どれもカラフルで「今回は何色だろう」と楽しみになります。
今回は白色に赤と黄色の原色が映える爽やかな配色です。
まずは最初の目的地・久米島まで約2時間30分のフライトです。


到着ロビーを出ると、チャーター便到着を歓迎してお迎えして頂きました☆久米島の皆様ありがとうございます!!地元の方に
喜んでいただけてお邪魔している私たちも嬉しくなりました(^-^)
嬉しいお迎えの後は昼食に【久米島そば定食】を頂きました。久米島近海で獲れた新鮮な鰆のフライをメインに、海ぶどう・もずく酢・久米島そばなど島の味覚でおなかいっぱいになりました。
おなかも満たされ、いよいよ観光に出発です!

小雨も降り波も高かったため見られるかなと心配でしたが、しっかり見れましたよ【畳石(たたみいし)】!!
六角形の形をしたひとつひとつの岩が地中から続いていて、その表面を見ているのですが、規則正しく畳のように並んでいる景色は自然の岩とは思えない光景でした。亀甲岩とも呼ばれるその形は、本当に亀の甲羅のような形です。


次に訪れたのは【久米島紬の里ユイマール館】です。
久米島紬は、蚕から真綿を取り、つむいだ糸を天然の草木や泥染めで染めて作られています。
制作工房は写真撮影禁止のため、ご覧いただける写真がないのですが、手織りで丁寧に織られた生地は、素朴な風合いと織り手のかたの
気持ちが込められた温かみのある仕上がりになっています。



ユイマール館を後にして、次は【真謝(まじゃ)集落】の散策です。
【仲里間切蔵元跡】間切り=行政区分 蔵元跡=役場跡という意味で、役場だった場所の跡地です。現在の役場は島内の別の場所に移転しています。
小学校の隣にあり、学校との間の壁も自由に出入りできるようになっているため、休み時間にボール遊びをしている児童もいるそうです。
歴史的な場所に普段の生活のなかで接することができる環境に、島ならではのおおらかさを感じました。

のんびりと徒歩で移動しながら、次は【天后宮(てんこうぐう)】です。
天后宮は、1756年に中国からの冊封使(さっぽうし:皇帝の命を受けて周辺各国へ赴いた使者)の船団が真謝港沖の海で遭難した際、
島民の救援により無事目的地の那覇に上陸できたことを感謝して建てられたものです。堂内には、中国の航海の女神である媽祖(まそ)が祀られています。


久米島での宿泊ホテルは『サイプレスリゾート久米島』です。
お部屋からの景色はオーシャンフロント!!曇りがちなお天気でしたが、それでも海の青さを感じることができました。



みんなで記念に1枚☆
しっかり観光をした後は、おなかもペコペコです。
ホテル内にあるレストランで、琉球ならではの味覚満載の【琉彩膳】を頂きました。
新鮮なお刺身にお肉、小鉢もたくさんで大満足です。苦しいぐらいにおなかいっぱいになりました。
***2日目***


2日目最初の観光は【具志川城跡】です。
具志川城跡は、5世紀初頭に島を支配していた按司(あじ:領主的豪族)の居城と言われている遺跡です。
写真にある階段を登っていくと城門があり、、、



突然視界が開けます。
三方が海に面した断崖絶壁にあり、波の音と海からの風の強さに圧倒されました。
按司の力が絶大だった頃と、最終的にはそこから追われることとなった歴史を考えながら敷地内を歩くと、なんとも言えない
侘しさを感じます。


先ほどの【具志川城跡】から歩いていける距離にある【ミーフガー】
ミーフガーは、別名『女岩』と呼ばれ、子宝祈願のパワースポットです。
この日は風が強く、海岸の波が人の背丈以上の高さで押し寄せていました。普段見慣れている瀬戸内海とは違う、外洋の荒々しさに
驚きました。


次は【比屋定バンタ】です。
”バンタ”というのは、崖のふちという意味です。展望台がまさに崖のふちにあり、そこからの景色はどこまでも続く海です。
普段見ている瀬戸内海は必ず島々も見えるので、遮るものなく水平線が見えるのが新鮮です!
分かりづらいですが、写真の奥の水平線の手前に【はての浜】がうっすら見えます。


午後からは石垣島を観光します。
楽しみにしていた【川平湾】観光。浜からの景色ですでに感動です☆
船に乗り込み出発!
グラスボートに乗る時ですが、出航してまだ船底と海底が近い段階からわくわくしてずっと見ていると酔うので注意が必要です。
私も酔いやすいので酔い止めを飲み、水深が深くなる場所に船が進むまで海中を見るのは我慢我慢、、、。

船長さんが「午前中このあたりにいたんですけどまだいるかな?」と探してくれたウミガメ。まだいました!!
船が真上を通っても動じず、というより全く動かない(^-^)おかげでじっくり見れました。
途中【ユーグレナモール】に立ち寄り、お土産を買ってからホテルへ移動です。
今日の宿泊ホテルは【アートホテル石垣島】です。
*石垣島では【ANAインターコンチネンタル石垣島リゾート】の宿泊もご用意していました。

今日の夕食は【アートホテル石垣島】のすぐ隣にある【あじ彩(あじさい)】にて。
琉球料理と舞踊ショーを楽しみました。
余談ですが、今回の夕食にも入っていた名物の【八重山かまぼこ】(写真中央の小鉢に入っています)
ひとくちサイズで食べやすく、もずく入りや、あおさが入ったもの、おつまみによい唐辛子入りのピリ辛なものや、おきぎりの形の
かまぼこの中にご飯が入った【おにかま】などもあります。
空港での最後のお買い物で、みなさんたくさん買っていました。


琉球舞踊は、2009年に国の無形文化財に登録された伝統舞踊です。
≪古典舞踊≫≪雑踊/ぞうおどり≫≪創作舞踊≫に分かれており、今回は≪古典舞踊≫を鑑賞しました。
舞踊の後には、琉球民謡や、私たちにも馴染みのある沖縄出身のアーティストの歌を歌ってくださり、
時にはお客様もステージに上がったりとにぎやかな時間でした。
***最終日(3日目)***
3日目は【西表島・由布島2島めぐり】です。
石垣港からまずは西表島へ。フェリーで50分ほどの移動です。


西表島の港から車で20分ほど移動し水牛車乗り場へ。水牛車がたくさん並んでいます。
牛の大きさや、雄・雌によって乗車人数が変わるのですが、少ない人数でも14人は乗れるので牛さんのパワーはすごいですね。
ゆったりのんびり揺られて10分ほどで由布島へ到着です。



ちなみに同乗しているスタッフさんが特に何か指示を出さなくても、出発の合図の後、牛さんたちは反対側の岸辺を目指して進み、対岸に到着後は、空いているスペースを自分で見つけて停まるという賢さです!!
みんな体は大きくてもおとなしく、かわいくて優しい目をしています。
写真の牛さんは”小梅ちゃん”で、人間の年齢でいうと実はおばあちゃんだそうです。乗せてくれてありがとうの気持ちとともに一緒に写真を撮りました。




由布島の島内は植物園になっており、マングローブを見ながら遊歩道を散策したり南国の草花を鑑賞してのんびり過ごすことができます。
園内には、水牛の”ルイくん”と写真を撮れるスポットもあり、順番待ちの行列ができていました。
ルイくんは触れられても嫌がらずにいてくれるので、ふれあい体験ができます。ぽんぽんっと触らせてもらうと、思った以上に筋肉質!
私たちを乗せて運んでくれるパワーに納得です。



由布島の島内にあるレストランで昼食をとったあとは【仲間川ボート遊覧】です。
この日は水量が少なめで、ボートの操縦が難しいとのことでしたが、そのぶんマングローブの根本がよく見え、群生しているところも奥までしっかり見ることができました。

写真では分かりづらいかもしれませんが、木の幹に黒っぽい跡がついているのが、満潮の時の潮位の跡です。
今回初めて知ったのですが、”マングローブ”というのは熱帯や亜熱帯地域の、満潮になると海水が満ちてくる浅瀬に自生している植物の総称で、マングローブという名前の植物ではないそうです。


あっという間にもう帰りのフライトの時間です。
高松空港から直行チャーターで行くからこそ、時間を有効に使えて充実した3日間でした。
今後も他の方面のチャーターも企画しておりますので、弊社ホームページやLINEのお知らせをご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。